壁の膨らみ(2)
前回の続き
壁の膨らみ(前回の画像を参照)の修復をしました。
結露または水漏れや雨漏りの形跡は見受けられません。
原因不明
原因は特定できませんでした。
推測ですが、
- 壁内に結露が発生し石膏ボードが膨らんでしまった
- 室内の湿気がボードに入り込み膨張した
- それとも施工不良か
だと思いますが、既に竣工から18年経過しているので、施工不良ではないと思われます。
ボードを剥がした箇所を復旧します。
下地は「GL下地」でした。
余談ですがここ最近の新築マンションは軽鉄下地になっているので、後でリフォームしやすいですね。
修復工事
膨らんでいた箇所を中心にGLボンドからボードが剥離(はくり)しています。
ある程度剥がしたら新しい石膏ボードを貼るために開口するのですが直線を出します。
下地のレベルを調整して木で受けを差し込み新しい石膏ボードを貼ります。
その後クロスを貼るのでクロス屋さんがパテをあてて平面作りをします。
下処理をしたらクロスを貼ります。
これで膨らんでいた形跡はなくなり完成です。
結論:水漏れを疑うべし
壁が膨らむには原因があるはずですが、今回は分かりませんでしたが
- 水漏れがある
- 雨漏りがある
- 建物に力が加わった
などの原因による壁の膨らみは放置しておくと壁の中が腐ったり他の部屋に水漏れなどの被害を及ぼしたりしていることがあります。
特にカビや湿気が多い場合は早急に確認した方が良いと思います。
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