団地のお風呂をユニットバスに交換できるだろうか?
お風呂について過去のファイルを調べていたら2013年の工事資料が出てきました。
以前のお風呂がこちら
団地サイズで換気扇はありません。高度経済成長時期の団地はあこがれの存在でしたが、水回りの湿気を換気するのは「窓」と言う考え方だったのでしょう。
小さな湯舟でバランス釜
壁はカビがあり、塗装もはがれています
天井付近も塗装の剥がれが目立ちます
洗い場も小さく且つタイル張りの為、保温シートを敷いています
上の画像は工事中です。床を解体し、壁のタイルも解体し、殆ど以前の面影がなくなっていきます。
この時はかなりの難工事で、戸建てのお風呂の解体工事の方がずっとスムーズでした。
ユニットバスが入るかどうかのギリギリだったのです。
工事途中の写真はこれだけで、今思えばもう少しこまめに撮っておけば良かったなぁ、と思っています。
そして仕上がりがこちら
全く変わりましたが、同じ現場の画像です
この時の他の箇所の工事状況がこんな感じです
フルスケルトンではありませんが、躯体(構造体=コンクリートの壁)がむき出しの状態で、ところどころ使える部材は残しての工事でした。
出来ればフルスケルトンの方が工事としてはやりやすいのですが、予算もあることですので、可能な限り残して工事を行いました。
残す物がある(例えば床の一部を残すなど)とその床を基準に他の部屋の床の高さを合わせていかなければならないので、多く手間がかかる場合もあり(この工事ではありませんでしたが)逆に人件費がかさみ結果残すことによって高くつくケースもあります。
しかし、そんな場合は費用対効果を考えて提案致しますので、少しでも安くできるよう努めています。
今回のお風呂のケースは、たまたま、ぎりぎりでユニットバスが入る寸法だったので、何とか無事に工事を終えましたが、サイズが合わなければ画像のようなユニットバスにはならない場合もあります。
現場調査は無料で行っています。お気軽にこちらまでご連絡下さい。