扉が閉まらない
扉も長い間使用していると不具合が出て閉まらなくなることもあります。
扉が枠に当たって閉まらないのです。
扉は変形しません。
変形するとすれば枠の方です。
もちろん、新しい時には閉まっていたはずなのに何故閉まらなくなるのでしょうか。
枠は細い為変形するのです。
反ったり、ねじれたりします。
これは枠が無垢の場合変形が起きる可能性が高いです。
こう言う事を考慮して最近は枠も集成材など変形が起こりにくい部材になっています。
そこで、扉枠の変形を修正します。
今度はラッチが掛かりませんので、受け側を修正します。
このように修正できる場合もあれば、結果修正できない場合もあります。
修正ができない場合は、扉を閉まるように一部をカットしてサイズを小さくし、木口は木口テープや塗装でお化粧をします。
また、使い方が荒い場合、例えば扉にぶら下がったりそれに似たような事をすると蝶番が変形する場合がありますので、蝶番を好感するか可能であれば調整します。
なお、この調整作業は建具屋さんに依頼すると2万から3万程度の費用は掛かると思います(人件費と技術費)。
それでもダメな場合は建具の交換が必要になってきます。