瞬間湯沸かし器まわりをスッキリさせたいなら外付けの給湯器に替えるべき(キッチンリフォーム)
- 瞬間湯沸かし器のゴチャゴチャをキレイにしたい
- 瞬間湯沸かし器とは?
- 瞬間湯沸かし器まわりをスッキリさせるには?
- 給湯器を設置する為にキッチンまでのお湯の配管が必須条件
- キッチンリフォームの時にするのがオススメ
瞬間湯沸かし器とは?
瞬間湯沸かし器を知らない世代の方もいるかもしれません。
台所のシンクの真ん前にある水を瞬間的にお湯にする機器です。
これが瞬間湯沸かし器です。
流し台の蛇口は水のみでお湯のハンドルはありません。
お湯が必要な時はこの瞬間湯沸かし器をONにすると湯沸かし器の先からお湯がでます。
瞬間湯沸かし器まわりをすっきりさせるには?
瞬間湯沸かし器をやめてシングルレバー水栓にする
上記の画像のように窓にあった瞬間湯沸かし器やガス管、水道管が消えてスッキリします。
瞬間湯沸かし器をなくすにはお湯の配管が必須条件
瞬間湯沸かし器をなくしてお湯と水の出る蛇口に交換したい場合3つのどうしても必要な工事
- 外部に給湯器を設置
- 給湯器からキッチンまでお湯の配管が必要
- 瞬間湯沸かし器で使っていたガス管撤去が必要
外部に給湯器を設置
瞬間湯沸かし器を外すとキッチンにお湯がなくなるので給湯器を新しく設置。
給湯器からキッチンまでのお湯の配管
給湯器からキッチンまでお湯を通すので新しく配管をします。
流し台、ガス台を一旦撤去して配管工事を行います。
今まで水しかなかった所にお湯を通すので管が2本(給水管・給湯管)になります。
ガス管の撤去
ガス管は必要に応じて撤去する必要があります。
特にキッチンを新しくする場合は今まである瞬間湯沸かし器用のガス管は邪魔になるのでガス工事会社に撤去依頼をします。
「お湯の配管をどこに通すか?」が一番の問題
木造の戸建てだをと壁貫通させて床下を通してキッチンまで配管を延長します。
床下を通す場合は床を開口しなければならず、その後修復工事が必要になります(内装工事が必要)。
床下を通すスペースがない場合は上記のように外配管(露出配管)などで対応します。
瞬間湯沸かし器のデメリット
瞬間湯沸かし器があった時は蛇口の周りがゴチャゴチャしていました。
蛇口から瞬間湯沸かし器へ水を供給しなければならないので、分岐水栓があったり、ガス管があったり、瞬間湯沸かし器本体があったのですから仕方がないですよね。
窓がスッキリし、蛇口がシンプルになり使いやすい感じに見えると思います(実際使いやすくなります)。
でも瞬間湯沸かし器のメリットもあります
文字通り瞬間湯沸かし器を点けるとすぐにお湯が出てくると言うこと。
給湯器のデメリット
給湯器で着火して水がお湯になって給湯管を通ってキッチンの蛇口まで来るのに時間が掛かります。(いわゆる捨て水が生じます)
瞬間湯沸かし器まわりををスッキリさせたいなら外付けの給湯器に替えるべき
説明してきたように、瞬間湯沸かし器は見た目のゴチャゴチャ感があり、特に賃貸物件は敬遠されます。
ただし瞬間湯沸かし器の撤去をするなら、キッチンも新しくする時に工事をすることをオススメします。
なぜなら瞬間湯沸かし器を給湯器に変換する工事だけをすると今あるキッチンに合わせた配管をします。
後で今度はキッチン新しくする時はそのキッチンに合わせた配管工事が必要になります。
※画像を見てもらうとわかると思いますが、古いキッチンは壁から蛇口が出ていますが、新しいキッチンは本体から蛇口が立ち上がっています。
配管工事としては新しいキッチンはビルトインガスコンロなので、ガスの配管工事が必要です。
キッチンをリフォームするタイミングで給湯器にする
瞬間湯沸かし器を給湯器にする工事だけも出来ます。
また、キッチンリフォームの時に一緒に瞬間湯沸かし器から給湯器に変更する方が給湯器は給湯器、キッチンはキッチンでリフォームを別々にするより、全体的なコストは抑えられます。