マンションの床の水平レベル
マンションの躯体の床について。
マンションのフローリングの下のコンクリートの床(躯体)の水平レベルなのですが、建物も建築時から20年30年を経過すると何らかの歪みも出ています。
例えばサッシが外れにくいなどの現象はサッシの上の下り壁が垂れたと言うことになります。
同じように床が微妙に斜めにになることもあるのはあるのです。
完全無比なものはなかなかないのが実情です。
今回は部分的に床が外壁に向かって下がっていました。
1mで5mmの下りです。
他は問題ないのにです。
元々が悪かったのか経年で下がってきたのかは分かりません。
でも工事はうまく収めなければならないのでなかなか難問です。
大工工事は水平が基本の工事です。
敷居を設置しているところですが、右側が下がっています。
敷居は水平に設置しますので床(スラブ)と敷居の間に数ミリの隙間が生じます。
これを床材で吸収するように今後の内装工事がポイントになります。
リフォームは工事を始めてから分かる事があるのです。
例えば水平でない床を水平にする事が出来ないわけではありませんが、膨大な費用がかかり、現実的ではありません。
現状をどう処理するかがリフォームの進め方かな、と思います。