ジャロジーのハンドル
ジャロジーとは?
窓の種類の一つで横に細長いガラスが縦に幾重にも連なってその幾重のガラスが回転する事により開閉するサッシ、とでも言いましょうか。
全体像が見えませんが、ご覧のハンドルをグルグルまわしすと横長の其々のガラスが横軸方向に回転して解放状態になると言うサッシです。
今回はそのハンドルを取り付けました。
何でも10年以上前に障子を新たに設置する為にハンドルを外したとのこと。
その後、ハンドルは行方不明になり、障子をやめてまたジャロジーを使いたいと言うリクエストでハンドルを仕入れました。
型番は無く、わかるのはサッシメーカーの明治。
そこでネジピッチを図り、取り寄せようとする部品の図面を見て合致するものを確認し取り寄せました。
明治のジャロジーのオペレーターハンドル部はざっと1万円程です。
サッシの部品は意外と高くて、25年以上前に竣工したマンションのサッシの戸車は1個6千円以上しました。
サッシは引き違いの場合戸車は4個必要ですので1枠あたり24,000円計算になります。
もちろんこれに職人の費用や諸経費が掛かりますので5万円くらいになります。
そんなこんなでサッシの部品は高いところ言うお話ですが、それ以上に困るのが…
対応する部品がない場合と長年の荷重と歪みでサッシが外れなくなってしまうことです。
この場合はサッシごと全部取り替えになります。
またサッシだけの交換は物理的に難しいので大工、左官、コーキング、塗装、内装、外装などかなりの付帯工事が発生しますのでゆうに100万単位の金額になってしまいます。(カバー工法も不可能な場合)
それから比べたら5万は安い方です。
私どもは一見高く感じられる見積もりでも色々と手法を考えた上でお客様の立場でご提案しています。