扉に穴を開けてしまった場合
リフォームの仕事をしているとたまに出会う扉に穴が開いている。
こんな感じです。
これを修復するのはなかなか手強いです。
表面にダイノックを貼るのは出来ますが、穴をパテで埋めて平滑化するのが至難の業です。
出来なくはないのですが、時間と手間。掛けるとそれなりにコストが膨らんできます。
何故なら1日ではない終わらないからなのです。
パテで埋めて硬化するのに1日放置して翌日以降にパテの平滑化を行います。
穴と言っても割れているので平面より出っ張っているところや凹んでいるところを均一化しなければなりません。
この扉が世界に一枚しかない貴重な物でしたら何としてでも修復を試みますが2日間の人件費や材料費を考えると建具屋さんに新しく作ってもらう方が安いのです。
加えて新品になりますのでむしろ嬉しいですよね。
修理の方が良いかと言うと必ずしもそうでないケースの方が多いくらいです。
修復工事と新規作成とどちらが良いかはお客様の考え方次第です。