ユニットバスリフォーム工事
25年以上経過したユニットバスです。
汚れがしみ込んでいます。
また浴槽は深く股上が高く入り辛いです。
当時としてはごく一般的なユニットバスですが、後でご覧いただく今のユニットバスと比べると単調な浴室内ですね。
ユニットバスも進化しており、浴槽は股上が浅くなり出入りしやすく設計されています。
洗い場から浴槽の下まで水を流しても良いように床が一枚の一体型で、真ん中に排水があります。
これが、一つ問題があり、浴槽の下のカビなどはお掃除がとてもしにくいのです。
一度浴槽を取り外して清掃をしたいところですが、浴槽はフックに引っかかっていることと、追い炊き管を外さなくてはならず手間が多いのです。
浴槽の下の掃除が行き届かないと髪の毛が溜まり、そこに垢、石鹸カスなどが積もります。
これがカビやコバエの原因になるので、クリーニングの専門家でも苦労するところです。
しかし、新しいタイプのユニットバスはパン(防水の床)が洗い場のみとなっており、浴槽の下に水が流れることはありません。
浴槽の下にはユニットバスの床はありません。
もちろん水漏れなどに対する処理は年々向上しておりまして、漏れることはありませんし、カビやコバエの発生源は存在しないのです。
またインテリアとして壁もアクセントパネルを備えたり、デザインパネルを前面にすることもでき、昔の単色のアイボリーのみもできますが、デザイン的には優位ではありません。
照明はLEDで明るくなっていますし、グレードが高いユニットバスに代替わりしています。
TOTOの場合、カラリ床で水はけも良くなり、お風呂場だから床が濡れているのは当たり前と言う考え方はありません。
15年位前のユニットバスには床の四方に溝がありそれをゴムパッキンで覆っていて、ゴムがカビで変色することもありました。
定期的にそのゴムパッキンを外してお掃除しなければならなかったのですが、今はそう言う手間のかかる事はなくなっていますのでお手入れは簡単にそして湿気を極力なくす設計になっております。
一度お風呂について考え直してみませんか?