戸建てタイル張りのお風呂をユニットバスにリフォーム3
ユニットバスを組み立て前にコンクリートの打設があり、1日間をおいて硬化させなければなりません。
何もしない日があるなんて!
と思われるかも知れませんが、これはコンクリートが固まる為の時間なのでどうしようもないのです。
ユニットバスが組み上がりました。
ユニットバスの内側の壁はもちろん設置済みですが、脱衣室側はまだ壁がありません。
脱衣室はイコール洗面室でもあります。
壁を大工工事で仕上げていきますが、この時、ユニットバスの扉に枠を取り付けるのもこの時です。
壁が出来上がり、枠も設置できたのがわかります。
石膏ボードを壁として張っていますが、一部は合板を張っています。
これは荷重が掛かる物を後ほど取り付けるからです。
ユニットバスの上は暖房機を設置する為に合板になっています。
大工工事はこれで終わりですが、この後内装工事を行いお化粧をします。
左の機械は壁紙用の糊付け機です。
天井と壁の壁紙を貼り終えたところです。
この後、床のビニールシートを貼ります。
暖房機を取り付け、洗濯機用パンと蛇口、洗面化粧台を設置して完了です。
お風呂側の壁に大人しい感じのチェック柄でアクセントをつけます。
扉の上は脱衣所専用の暖房器具、扉の左側は洗濯機パンが見えます。
その上は洗剤などを入れられる半透明の扉の付いたケースを取り付けています。
さらにその左が洗面化粧台です。
このように一戸建てのお風呂のリフォームは工程が多くなることをご理解ください。
ユニットバスにする最大のメリットは、冬、お風呂に入る時に寒さをかなり低減してくれます。
冬のタイルに素足を置くと体全体が寒く感じます。
寒く感じるだけならまだしも、ヒートショックで亡くなることも少ない事例ではありません。
タイルのお風呂の場合だと床にスノコか断熱マットを敷く、シャワーを壁に掛け湯気を出して少しでも冷えたタイルを暖かくしてから入りますので、面倒もありますが、お湯を掛けるのでガス代も余計にかかってしまいますよね。
画像では浴室暖房乾燥機も脱衣室にも暖房機がありますので、真冬でもヒートショックの心配は殆どありません。
床もほっカラリ床なので、冷たさ軽減されたユニットバスです。
お風呂のリフォーム、是非ご検討下さい。