お風呂の白い汚れは落ちますか
お風呂の中の水垢や石鹸カスは最初はそれ程気にならないものですが、暫くすると徐々に白く浮かび上がって気になりますよね。
これは新築現場や例えば新しいキッチンのシンクや洗面化粧台にした時通水テストをしてそのままにすると水垢が付着します。
特にカルキと言われる次亜塩素酸ナトリウムが固化するものと思われます。
最近のような特に暑い日は1日で乾きますので水滴の跡が浮き出て来ます。
そしてこれがかなりの曲者でなかなか除去出来ません。
酸性洗剤では落ちません。
また酸性洗剤を使うと素材を劣化させたり、ひどい時は変色しますので酸性洗剤を使用する時はかなり慎重に作業を進めなくてはなりません。
お風呂の中の特に黒色の部分は白が目立ちます。
画像は床が黒いので、お風呂を出た後水を拭きとらなければならないので私のような無精者には不向きと考えられます。
例えばバスマットを毎回洗うつもりで床の水を拭き取ってさらに乾いたタオルで水気を取りきればこういう白い汚れは出現しません。
先程も申し上げた通り、カルキが悪さをしますので水分がなくなれば良いわけです。
ではこれらの汚れは落とせないか、と言うと落とせることは落とせます。
が、劇薬を使うので素材を痛める可能性はありますし、かなりの技術がないと難しいのです。
15年以上使ったお風呂であればリフォーム(ユニットバスの交換)も視野に入れて検討した方が良いかと思います。
なんだ、簡単に交換とか言うんだな〜
と言わないで下さい。
床の水気が簡単にはけるTOTOのカラリ床はお風呂の後シャワーで排水方向にながしてあげるだけなので、決して単なる交換ではないのです。
経済的に白い汚れだけ落とす場合はダメージ覚悟でハウスクリーニングを依頼するのも選択肢の一つです。