レンジフードと換気扇
キッチンの煙や油を外に出す為の換気扇。
レンジフードなのか換気扇なのか。
もちろん、換気扇と言えば全体を指す言葉ですから全く問題ないです。
ただ、レンジフードはキッチンのガスコンロの上にある換気扇の一種。
浅型や深型のレンジフードや最近主流になっている薄型スリム型レンジフード。
キッチンで私達が換気扇と言うとプロペラ型の四角い穴に直接取り付ける換気扇の事だと理解します。
レンジフードはダクト管を通して排気する物だと理解します。
それは業界内の理解の仕方であり、一般の方は分かりません。
お客様からレンジフードを見て欲しいと頼まれて伺うと換気扇だったりもします。
お客様から「換気扇」と言われるとレンジフードなのかプロペラ式の換気扇のどちらなのだろうか?と思いながら現地に向かうことがあります。
「キッチンの換気扇」と言って頂ければありがたいです。
マンションではレンジフード、一戸建てでは両方あります。
プロペラ式の換気扇が実は排気量や排気効率がダクト管を通して排気するレンジフードに比べてはるかに能力が高いです。
ただし、見た目はレンジフードの方がオシャレでしょう。
最大のメリットはレンジフードに比べて換気扇は簡単に、且つ安価に取り替えられます。
レンジフードは種類も多く適合する機種を選定して、工事にも時間や費用がより多くかかります。
レンジフードはプロペラ式の換気扇には構造上置き換えられませんが、プロペラ式換気扇はレンジフードに交換できる可能性が大きいのが特徴です。
レンジフードのメリットはオシャレと言うことと、グリスフィルターがあり、油をキャッチしてくれるのでこれをこまめに洗うことで清潔な状態を保てます。
またプロペラ式換気扇にはないのがランプです。
コンロ部を照らすことができるのがメリットです。