カーテンレールを留めている木枠が割れている…
カーテンレールが窓枠に固定されていることは多いです。
しかし!
枠が割れたままになっている。
このまま新しくファブリック(厚手)のカーテンを取り付けると重さでレールが下がって来ます。
さらにこの画像の箇所のビスは力が掛かっていないので、この他の割れていないビスに負担が掛かって大丈夫な箇所も割れてしまいます。
こうなるとカーテンレールを固定する場所がなくなってしまうどころか窓枠を交換しなければならなくなり、かなり大きな工事になってしまいます。
大きな工事と言うのは、窓枠を外す為には周りの壁を少し解体して枠の入れ替えを行い、石膏ボードを張り直して、クロスの貼り直しをしなければならないので工事費用が高くなります、と言う意味です。
大きな工事にならないよう、ビスの位置を変えました。
割れていない所に変更しました。
変更した位置は「横枠」ではなく「縦枠」です。幸いにも「建枠」はビスの穴ひとつ開いていなかったので、しっかり固定できます。
その他のビスの箇所は割れていなかったのでこれで安心です。
大した事ないように思えますがとっても重要なことなのです。
【一口メモ】 カーテンレールを固定している金具をブラケットと言います。今回のブラケットは正面付けブラケットと呼称します。またカーテンレールが2本なので「ダブルの正面付けブラケット」と言います。なお、ホームセンターではこの「ダブルの正面付けブラケット」は売っていません。取り寄せになることが多いですし、似ているようで違うカーテンレールもあるので、安易に注文しない方が良いと思います。(メーカーやシリーズ名、型番などが分かる場合は大丈夫です)