排水管(鉄管)からの水漏れ
築年数43年にもなると劣化も進みます。
給水管ではなく排水管からの水漏れがありました。
上水ではない為臭いもあり、コバエが繁殖していました。
この頃の配管は鉄管で塩ビ管ではない為サビが生じます。
錆びたところが徐々に鉄をむしばみ、やがて薄くなり劣化して最後には穴が開きます。
配管スペースの中でこのような劣化が起きると直ぐには気がつかなくしばらくして、コバエ等の虫が出てきたり、臭いがしたり、カビが発生したりして気がつくケースも少なくありません。
今回はすんでいた階下から水漏れがあると言われかなり悩んでいたようですが、私達は原因を突き止めるためにはあちこち解体しながら原因を探りました。
水漏れ箇所は排水管のエルボ付近の3箇所。
しかも一滴二滴と言う量ではなくかなりの量がだだ漏れ状態でした。
その劣化した配管がこちら。
管の劣化により大きな穴が開いています。
今は配管を交換する以外にも配管内部に幕を作って延命する工法も多くあり、管の交換よりも安価で出来ます。
漏水する前に何らかの対策を打った方が良いと思います。
出来れば新しい塩ビ管に交換するのが一番だと思います。
鉄管は非常にリスクが高いので、このブログを見た方は参考にしてください。