新型コロナウイルスを家に入れない方法(住まい編)
排水管の中に新型コロナウィルスがいるかも・・・
新型コロナウイルスは便の中から体外に排出されるようです。
感染者の排便にはコロナウィルスが入っていると言います。
感染者が排便した後の汚水管の中には新型コロナウイルスが流れています。
ウィルスが逆流して部屋の中へ?
もしウィルスが排水管にいたら、そこから逆流して部屋に入る可能性があるのです。
ウィルス逆流を阻止するには?
住宅は排水の通り道にS字型やP型、お碗型のトラップがあり水が溜まる仕組みです。
目的は排水から臭いや虫が上がるのを防ぐ為です。
このトラップが話題の新型コロナウイルスが上がってくるのも防いでくれる。
今日(2020/02/26)のホンマでっかTVで医学博士の岡田晴恵氏が説明していました。
トラップは、台所、お風呂、洗面、洗濯機パンにあります。
もちろん便器にもあるのですが水が溜まっているからそれが当たり前なのでトラップには思えないかも知れません。
便器のこの水溜りこそ排水からの逆流を抑えるもの(つまりトラップ)なのです。
古いお風呂は排水の匂いが上がってくることがありますがそもそもトラップが付いてないか、もしくは破損しているかのどちらかです。
トラップがないのに「ご注意を」と言っても難しいですよね。
そんな場合は排水口にフタをするしかありません。(コストは掛かりますがどうしようもない場合はお風呂をユニットバスにする・・・)
他の注意点
例えば洗面のSトラップやPトラップがあるのに、そしてユニットバスなのに下水の臭いが上がってくることがあります。
トラップに髪の毛などが詰まっていて毛細管現象でトラップの中の水が流れ出てしまい水がなくなっているのかもしれません。
こんな場合はお掃除をしておきましょう。
アルコールがない時の消毒方法
それと先程の岡田氏が消毒方法を教えてくれました。
皆んなが(家族)よく触れるドアノブとか食卓とか椅子とか人が触る場所は0.1%の希釈の次亜塩素酸で良く拭き取る事で殆どウイルスを除去する事が出来ると述べていました。
0.1%とは1リットルの水に対して1ccの次亜塩素酸ですので非常に薄いですが効果はあるようです。
それ以上の濃度にする必要はないですし、濃度を上げると、つまり濃くすと逆に人体の方に影響が出ますのでご注意下さい。