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ノーリツの洗面化粧台「シャンピーヌ」生産中止

洗面化粧台


ノーリツが「シャンピーヌ」の生産を中止します。

また、この他「システムバス」など住設事業から撤退します。(日経新聞記事

なくなった「シャンピーヌ」のメリット

  • 洗面ボウルが陶器である
  • シャワー混合水栓なのでシャンプードレッサーである
  • 高さが1800㎜なので梁などの制限がある場合収まる確率が高かい

陶器がメリットとは?

陶器のメリットと言うのは人造大理石に比べるとお掃除の時ナイロンたわしなどで擦ってもキズがつきにくいと言うことです。

擦りキズがつくと汚れがその擦りキズに入り込みやすく短期間で汚れてしまいます。

つまり人造大理石は少しキズがつきやすい。

強化プラスティックは私は推奨しません。

なぜならキズがつきやすく手入れが難しいからです。

 

シャンピーヌの代替品①

この事業撤退により、今まで使っていた「シャンピーヌ」は市場からなくなりました。

代替品を考えなければなりません。

ひとつは、TOTO「Vシリーズ」(左リンクはウエブカタログ)です。

シャンプードレッサーで高さ1800mmはありますが、洗面ボウルは人造大理石です。

人造大理石を気にしなければ全く問題ない商品です。

シャンピーヌの代替品②

LIXIL「オフト」はシャンプードレッサーで高さ1780、1800mmなどがあり、洗面ボウルは陶器製です。

陶器なのでお掃除の時ナイロンたわしなどで多少強くこすってもキズにはなりません。

オフトでリフォームした内容はこちらです。

 

賃貸物件の洗面化粧台なら陶器製がおススメ

一般のご家庭で選ぶなら自らが手入れをするのでどちらでも問題ないです。

ただし、賃貸物件では取扱説明書を読まずゴシゴシこする人は多いので強化プラスティックは避けるべきです。

お掃除好きな人は意外と強くこすってキレイにしようとしますので、陶器の方が長持ちすると思います。

人造大理石が良いと思う方、陶器が良いと思う方がいらっしゃいますので、カタログを参考にして下さい。

 

梁(はり)の高さに注意

設置場所が梁下だと標準品が高さの制限で設置できないケースがあります。

LIXILのオフトは高さ最低高は1780mm、1800mmよりも少し余裕があります。

つまり床から梁の下までが1800㎜ちょうどだとすると梁の「ゆがみ」や床が水平でなかった場合、設置出来ません。

1800mmの所に1800㎜の物を入れる場合1㎜でも違うと入らないこともあります。

 

リフォームには現場の確認が必要

リフォームをする場合は梁の高さや、部屋のサイズだけでなく配置にも問題が生ずることがあります。

以下お客様からご相談を受ける内容です。

  • 窓枠が邪魔で隙間が出来る
  • 電気関連のボックスが邪魔で洗面台が設置出来ない
  • 洗濯防水パンと洗面台のサイズでどちらかをあきらめなければならない
  • 奥行が大きいと使いにくい

 

洗面台交換するなら内装も一緒に!

古い洗面化粧台交換の時は床のビニールシートとできれば壁紙の貼替もセットで考えられた方がベストです。

特に床は新しい化粧台の方が小さいので古い床材が見えたり、部分的に下の板が見えたりすることもあります。