水漏れは知らないうちにやって来る
水のトラブルで台所の蛇口から噴水のように水が吹き出して慌てているコマーシャルがありますが、そんなことは滅多にないです。
水漏れはいつの間にか起きていている事の方が多く、ジワジワと襲ってきます。
音も無ければ気配もない。
水漏れだ!と気がついた時はかなりの量の水漏れが起きています。
これは天井裏の水漏れの画像です。
かなりゆっくりの漏水です。
しかし確実にその量は増えてきます。
そして天井材や壁材などの石膏ボードや間柱や横桟などが濡れ、そのうちに腐り始めます。
そうなると臭いがし始め気がつくことになります。
この時間がかかる事で被害が大きくなってしまいます。
今回の漏水は階上の台所からのものでした。
(画像は流し台のシンクの下を撮影したもの)
ただし、故意ではなくシンクの劣化によるもの。
排水口にはトラップの備え付けがありますがこれを締め込む部分が劣化してピンホールができていた。
文字通りピンの細さの穴です。
シンクはステンレスだから錆びないと思いきや、実は鉄とクロムやニッケルなど他の添加物との混合なので、ランクによっては錆びます。
それがシンクで発生したのです。
音のする水漏れではない為気が付かずそのままになり、漏れた水が階下まで伝ってしまったのです。
シンクだけを交換することは出来ないので、本体ごと交換になってしまいます。
取り急ぎ応急処置をしました。
(画像はトラップを外して応急処置をしている時)
本体交換まで水漏れが再発しなければ良いのですが。。。