漂白剤の恐ろしさ
カビの除去には次亜塩素酸ナトリウム
個人的な経験ですが25年程前、ハウスクリーニングをした時にのこと。
天井、壁、床全て黒いカビが生えていたお風呂のクリーニングをしました。
防毒マスクとゴーグルは必ず装着
よりによってそんな時防毒マスクを忘れます。
しかし、約束の時間に到着したので、防毒マスクをせずにカビキラー原液をスプレーで噴霧します(噴霧と言っても泡がでるスプレーボトルです)。
防毒マスクの代わりにタオルを口と鼻に押し当てお風呂全体に噴射しました。
その後、カビを落とす作業をしなければならなかったので次亜塩素酸ナトリウムの箱の中に最低30分位いたのです。
ちなみに「カビキラー」を使用しましたが、プロ用は市販のものより強力です。
2週間も喘息のように
垂れてきた漂白剤は服に付くとそこだけ模様が消え、白くなる程強いです。
無事仕事は終わりましたが、それから1週間、喘息のような症状になり、咳が止まりません。
特に寝ている時に咳で目が覚めると言う状態は、2週間に及びました。
肺の中に次亜塩素酸ナトリウムが入り込んだと言うことだと思います。
肺炎なのか喘息なのかとにかく苦しい日々でした。
このような経験から肺に入れない、目にもいれないと言うのは体で覚えました。
カビキラーで掃除する時、体を守る為の注意
- 原液を素手で触らない(ゴム手袋をはめる)
- 防毒マスクをする
- ゴーグルをする
- 捨てても良い服で掃除する
- できれば頭もカバーする
死なない為の注意点
酸性の洗剤と混ぜないこと。塩素ガスで死亡します。
質問あればお気軽にどうぞ