追い焚き出来るお風呂にするには(マンションリフォーム)【参考価格提示してます】
Q. マンションに住んでいます。追い焚きのできるお風呂にしたい時、どんな工事が必要?
- 追い炊き機能の付いた給湯器に交換
- お風呂までのお湯管(お湯が循環できる2本のチューブ)の配管工事
- 浴室の交換(もしくは湯舟の交換)
追い炊き機能付きの給湯器に替える
そもそも追い焚き機能のない給湯器は追い焚き出来ないからです。
今ある給湯器が追い焚き機能付きなら問題ありません。
お風呂までの配管(給湯器~湯舟までのお湯の管)が必要
給湯器で沸かしたお湯を湯舟まで通す管(お湯が循環できる2本のチューブ)がなければ追い焚きは出来ません。
お湯管を通す配管スペースがあるかがリフォーム出来るかどうかの分かれ目になります。
浴室(ユニットバス)の交換か湯舟の交換が必要
ユニットバスだとしたらユニットバスも新しくすることをオススメします。
何故かと言うとユニットバスに穴を開けてお湯の管を通すのは、通したところからの水漏れのリスクが高いからです。
弊社ではこの穴を開けての工事はお受けしておりません。
そもそも追い焚きとはどういうものか?
湯船のお湯を給湯器で再度加熱してそのお湯を湯船に戻す。
これが追い焚きです。
給湯器からお風呂までの管工事が必要
循環するペアチューブを配管しますので床下(もしくは天井裏や壁内)に空間があることが条件になります。
上の画像は廊下の床を剥がした時のものです。ベランダの給湯器から浴室までの床の下にペアチューブを配管します。
この先の浴室まで配管をします。
下の画像のように給湯器からペアチューブを配管する為にコンクリート壁に穴を開ける必要もあります。
浴室まで配管が出来たら、浴槽に接続しますので、浴槽(湯舟)に専用の穴が必要です。
既存のお風呂に穴をあけるのは水漏れなどのリスクが高いのでユニットバスの交換の時がベストのタイミングです。
費用は掛かりますが追い焚きが出来るようになります
単に追い炊き機能を付けると言うだけでも上記の工事が必要です。
ざっと見てみると
- 床工事(床を元に戻すためにはフローリングか塩ビシート張りが必要)
- 給湯器の価格も追い炊き機能付きが必要
- ユニットバスを交換した方が良い
費用は高くなりますが追い焚きは出来るようになります。
費用はどれくらい?(あくまでも概算です)
間取りや設備の位置などが違うと全く違う数字になるので参考になるかどうかは分かりませんがそれでもこの画像の時の工事費を敢えて記しますと
- 給湯器が17万円
- リモコンが概ね2万円
- 配管工事が15万円
- 床復旧工事が30万円
- ガス工事が3万円
- ユニットバス交換工事が70万円
木造一戸建ての場合はマンションよりも安くなる
一戸建ての場合は追い焚きにする場合、給湯器とお風呂が近いのでマンション程の配管が不要になります。
工事費もそれほど高くないと思います。
追い焚き出来るお風呂にするには追い焚き付き給湯器と配管が必要
このように追い焚きを付けたい場合、追い炊き機能付きの給湯器に替えたり配管工事が必要です。
この工事の付帯工事(床の修復やユニットバスの交換が必要な場合があります。
私は以上の事から「ユニットバスを交換する時に追い焚き付きにリフォーム」することをオススメしています。