冷媒管の耐久性
「量販店でエアコンを購入したのですが、取り付けしないで帰って行った。」と言うご連絡を頂きました。
このパターンは以前のこのブログでお伝えしました。
エアコンの冷媒管が隠蔽配管なのでかなり時間が掛かると思ったのか、別の理由があったのかは分かりません。
いずれにしても、何もせずに帰ってしまうと言うのは如何なものか?買った人はどんな気持ちになるかを考えないのだろうか?と思います。
下見に伺ったところ3階に室内機、2階に室外機があり、隠蔽配管でした。
お客様より「30年使用している配管ですが、冷媒管が使用に耐えられるでしょうか」と言う質問がありました。
どう言うことかと言いますと、当時の古いフロンガスよりも今の新しいフロンガスの方がエアコンや冷媒管の中の圧力が高いので、それを心配されたようです。
そこでご提案したのは「耐圧テスト」です。
既存の配管にガスを注入し圧が下がらなければ配管には問題がない、とする事ができます。
ところが5分もしたら圧力計が下がったのです。
「これは何処かに漏れの箇所がある」と。
漏れている箇所の特定をする為調査を始めます。
この続きは次回。