トイレリフォームの注意点
トイレ(便器)を新しくリフォームする時便器には大まかに2つのタイプがあります。
一つはリフォームを前提としたリフォーム用便器。(TOTOはこちら、LIXILはこちら)
もう一つは新築などのようにトイレの部屋を組んだ後に新しく便器を取り付けるタイプ。
便器は排水管の位置が実にバラバラでした。
何故そんなに違うのかは定かではありませんが、昔はリフォームを意識せず製造されていたので便器に合わせて排水管を水道業者が配管工事をしていたのです。
最近になって便器奥側の壁から200mmの位置に統一されてきています。
リフォーム用便器は様々な排水管の位置に合わせられるように設計されていますが!すべての便器に合うわけではありません。
排水管に合わなければ床を解体して排水管の位置を移動させなければならず工事が増えます。
下の画像のように配水管位置が一番奥側にある場合リフォーム用便器が使えないので配水管の移動(床の解体含む)工事を必要になってしまいます。
リフォーム便器は床の解体も排水管の移動も必要ないので、工事が少なくなる。
つまりリフォーム費用が安くなることと、工事の時間(日程)短縮にメリットがあるのです。
便器のリフォームの時は既設の便器排水管位置を確認することでリフォーム用便器が使えるか、使えない場合は排水管の移設が必要になるかを確認しなければ見積書は作成できないのです。
今の便器は節水型です。
以前の便器は1回あたり13リットル。(1975年以前の便器は20リットル)
今の節水型便器は4リットル前後になっています。
老朽化で水漏れを起こさないうちにリフォームをお考えになってはいかがでしょうか?
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