壁紙の貼り替えの疑問点
壁紙の貼り替えはまず既存の壁紙を剥がします。
その後パテで壁面を平滑化します。
何故パテを打つのか?
剥がす時に必ずしも綺麗に剥がせる訳ではなく剥がすカッターなどで凸凹になったりすることもあります。
また剥がした所が元々凸凹している事もあります。
さらに剥がす時に剥がす側の壁紙だけではなく壁材を一緒に剥がしてしまう事もあるのです。
全てが違う状況になるのでその場その場に合わせて処置をします。
そして一番厄介なのが薄紙の残り具合です。
薄紙とは壁紙本体の一番壁側の薄い紙の層の事を言います。
貼り替える時に壁紙を剥がしますがこの薄紙は壁に残るように設計されています。
綺麗に剥がれる時はこの薄紙が上手く壁に残ります。
剥がれが悪い時は薄紙は残ったり残らなかったりで、加えてボードがボロボロになってしまう時もあります。
そんな時、壁紙が壁に着かないことがあり壁紙と壁紙のジョイント部が浮いたり、隙間が出来たりするのです。
また、貼った直後は壁紙も紙なので糊によって水分を含んでいるので伸びています。
この時表面がふくれていたりするのですが、3〜4日すると紙が縮むのでピンと張ります。
貼った直後はどうしても表面がユルユルなことがありますのでご承知おきください。
なんだか言い訳のようになってしまいましたが、壁紙を貼替た後はこのような症状が起きます、と言うことを知っていただければ幸いです。