キッチンの蛇口から水漏れ
蛇口から水漏れが始まった時どう対処すれば良いでしょうか?
今回は壁出し水栓について見てみましょう。
漏れているところを確認します。
- くるくる回すハンドルの下あたりから漏れている
- パイプの付け根あたりから漏れている
- 蛇口のハンドルを硬く閉めてもパイプの先からポタポタと止まらない
1.ハンドルの下から水漏れする
この場合は三角パッキンを交換すると直る事がほとんどです。
この際ついでにコマも替えておきましょう。
2.パイプの付け根から水漏れする
これはパイプのパッキンを交換すると止まるのは50%の確率です。
パイプの根本が劣化して欠損していることもしばしば見られます。
パイプを交換して水漏れが止まるのもこれも50%程度です
パイプと本体の本体側の接続部分が摩耗しているとパイプを新しくしても隙間は埋まらないので量は少なくなるけど水漏れするか、一時的に止まるが数ヶ月後にはまた同じ箇所から水漏れが始まることがあります。
3.蛇口のハンドルを固く閉めても水が止まらない
これは3つあります。
① 本体が劣化して2.と似たような状態になり、コックを閉めてもパイプの中の水が先端から少しづつ漏れる
②コマが劣化している
③スピンドルが摩耗して本体と止水をするスピンドルと言う部品の間に隙間ができこの間から水漏れが生じる
対策としては
①パイプ(スパウトと言います)を交換する。それでもダメなら交換が必要です。
②コマを交換する(ついてに三角パッキンも交換をお勧めします)
③これは本体ごと交換した方が良いです。
今回は壁だし水栓の対処法をお伝えしました。
もしDIYでパッキン交換する時は必ず元栓を閉めてから行いましょう。
忘れるとあたり一面ビショビショになってしまいますので。
30年のリフォームの経験からアドバイスしますと、ご自分でパッキン交換するならパッキン代金だけなので問題ないですが、業者に依頼して修理するならこのタイプの水栓は新しくした方が結果的に安上がりになります。
テレビでCMをしている修理業者などですと、8,000円プラス部品代と消費税は取られるでしょう。
数ヶ月後にまた水漏れが起きるとまた修理代が掛かる事は結構あることです。
それなら新品にした方がお得だと思います。荒く使っても7、8年は保つでしょう。
壁出しではなくシンクの脇にある円柱状の水栓は後日お伝えします。
- コンロの調子が悪い
- 換気扇の調子が悪い
- 扉の閉まりが悪い
など、どうすればキッチンをリーズナブルに延命できるかなどの悩みのある方は「節約しながら延命するキッチンの修理とメンテナンス」を参照してください。