お風呂のリフォーム【TOTOとLIXIL比較】
お風呂のリフォーム。
2台メーカーがTOTOとLIXIL。(その他のメーカーは今回は一切取り上げていません)
TOTOとLIXILのそれぞれの「特徴」を5つに絞って見てみましょう。
- 床の冷たさ
- 湯舟の保温
- 浴室内の暖かさ
- お掃除のしやすさ
- デザイン
床の保温とお手入れ
お風呂に入った時一番最初にお風呂に触れるのが「足」
TOTOは「ほっカラリ床」に対してLIXILは「キレイサーモフロア」
どちらも床下に断熱材層があるので冷たく感じるのは最小限。
湯舟(浴槽)の保温
家族で帰りがバラバラだと時間が経てば経つほど冷めてしまいます。
LIXILは「サーモバスS」TOTOは「魔法びん浴槽」とこれもどちらも保温性能が高く「魔法びん浴槽」は4時間経過後「-2.5℃」の低下に対し「サーモバスS」も4時間経過後「-2.5℃」の低下と全く同一の数字でした。(※いずれの場合も専用のふたをオプションで購入が必要)
浴室内の暖かさ(保温)
今はどのメーカーでも浴室暖房乾燥機がオプション設定できますが、TOTOとLIXILは浴室内を保温できます。
LIXILは「床・壁・天井丸ごと保温」と、TOTOは「断熱材パック」があり、どちらもオプションでつけられます。
お風呂のお掃除のしやすさ
LIXILの排水口にはその名も「くるりんポイ」と言う髪の毛を網でキャッチする仕掛けがあり、TOTOは「らくポイヘアキャッチャー」があります。
お風呂のデザイン性
LIXILはアライズ、TOTOはサザナで比較してみると、デザインに重きをおいているのはLIXILのようです。
ちなみにTOTOは機能面において一歩リードしているようです。
LIXILは浴槽のエプロンの色にまでこだわっていて雰囲気を作り出すのはLIXILが一歩リードでしょうか。
TOTOは床や浴槽の洗浄がLIXILにはないオプションで、LIXILのシャワーで残留塩素を除去し髪の毛に優しい機能を打ち出していてこれはTOTOにはない機能です。
TOTOとLIXILでのメリット・デメリット
10年以上前だと私はTOTOの製品をお客様に勧めていました。
なぜかと言うと一部ではあるのですがINAX製のユニットバスの浴槽からのお湯の排出がものすごく時間が掛かっていました。
それは何が原因かと言うと二重トラップに近い排水構造になっていたからです。
トラップとは下水から臭いや虫を上げないための水で蓋をすると言う考え方ですがこれが二重と言うことは2箇所にあったと言うことです。
この為賃貸物件にこれを入れたマンションでは入居者が新しくなる度に私が行って説明をしたことがあるからです。
リフォームの仕事を始めて28年経過しますが、今現在の製品ではどちらのメーカーでも差異はあまり感じられなくなりました。
正直言うと私個人としては今までの経験から若干TOTOよりです。。。
TOTOの戸建て用ユニットバスとLIXILの戸建て用ユニットバスのサイトを確認してみてください。
今回は戸建て用のユニットバスについてTOTOのサザナとLIXILのアライズを比較しました。
この上の上位グレードがTOTOは「シンラ」LIXILは「スパージュ」があります。
もっと洗練されたもっと機能が充実したグレードをお考えの方はそれぞれのウェブサイトをご確認下さい。