キッチンの吊り戸棚はいらない!?
「キッチンの吊り戸棚はいらない」
「吊り戸棚にしまった物はまず使わない」と言う人も少なからずいらっしゃいます。
実際、キッチンリフォームの時に「吊り戸棚はいらない」と言われることもあります。
- 手が届かない
- 頭よりも上なので出し入れしにくい
- 一度しまったらそれっきり
吊り戸棚の高さはどれくらい?
キッチン吊り戸棚の高さは大体1.7mくらいから上にあります。
私は身長178cmなのである程度高くても出し入れはできます。
それでも吊り戸棚の上段には手が届きませんので「踏み台」が必要になります。
「レスオプションで吊り戸棚なしに」
もちろん吊り戸棚を取り付けないこともできます。
使わないのならその方が良いと思います。
吊り戸棚を設置しないなら「カップボード」を背面に配置すれば「踏み台」無しで調理器具や食器のスペースを確保できます。
さらに、自分の高さに合わせて収納すれば出し入れも楽になります。
特に高齢の方は「踏み台」を使うのは危険ですから。
水切り棚
食器や鍋を洗った後少しの間だけ置いておける場所はあった方が良いですね。
「水切り棚」は吊り戸棚に設置するので、吊り戸棚なしでは水切り棚だけは取り付けが難しいです。
ハンドムーブ【上下に動く吊り戸棚】
クリナップの吊り戸棚では上下に動く吊り戸棚があります。
調味料入れが吊り戸棚から降りてきたり、上の水切り棚が降りてきたり。
使わない時はそのまま吊り戸棚の中に収納されます。
これは手で引っ張り下ろすタイプですが、モーターで棚が下に下がってくるタイプもあります。(※壁補強が必要)
吊り戸棚の新しい役割
いらない、と言われ敬遠されてきた「吊り戸棚」も棚が目の前に下がってくれば「しまったものはまず使わない」と言う概念がひっくり返ります。
カップボードを設置すれば収納スペースは多くなりますが、カップボードを配置するスペースがあれば問題ないのですが、配置スペースがない場合は吊り戸棚も有効活用したいものです。
今回はハンドムーブの動画をお見せできなかったのが残念です。
でも、もし自分の目の前に収納が現れるなら「吊り戸棚も必要」になるのではないでしょうか?