トイレのタンクに水がたまらない
トイレのタンクに水がたまらない時の2つの対処方
タンクに水がたまらない原因を考えてみます
- タンク内の弁が劣化した
- タンク内の弁にゴミが挟まった
- タンク内のサイフォンが劣化した
- タンク内の給水バルブ(ボールタップ)が壊れた
1. トイレタンク内部の部品を交換する
タンク内のゴム弁を交換する
ゴム弁を交換すれば、劣化の場合も物がはさまっていたとしても改善します。
一部の機種を除いてタンク付きの便器+タンクであればプロでなくても交換出来ます。(ただし手が真っ黒になりますので注意)
タンク内のサイフォンを交換する
ゴム弁を替えても改善が見られない場合はゴム弁の受け側のサイフォンの交換が必要かもしれません。
この場合はプロに依頼しましょう。(費用がもったいないからと言って自分でやろうとすると思わぬ時に漏水事故を起こしてしまうこともあるので私はプロに任せた方が良いと思います)
タンク内の給水バルブを交換する
給水バルブ(ボールタップ)が機能を果たさなくなった場合は「ボールタップ」を交換します。
これもできればプロに依頼した方が良いと思います。
ボールタップを斜めに取り付けたりすると、今度は水が止まらなくなったりしてこれも漏水事故につながることもあり得るのでこちらも注意が必要です)
2. 便器とタンク全部を交換する(タンク一体型)
タンク一体型便器と言うのがあります。
TOTOだと今はネオレストとか一体型便器の「GG」と言うシリーズです。
昔はZS1とかZS2と言うシリーズです。
上記の部品は共通ではなくそれぞれ独自の部品があります。
一般的には手に入りにくいです。
特にZSシリーズは2005年に製造を中止していまして、その10年後、つまり2015年に部品の生産も終了しています。
■ ZSシリーズが壊れたら全部交換が必須
今日TOTOに問い合わせて確認をしました。
ZS1とZS2のシリーズは既に部品供給はできません、と回答がありました。
また代替品はないか(タンク+ウォシュレット一体)と聞いたところ、後継機種もない、との回答でした。
TOTOメンテナンスでも対応はしてくれないので問い合わせをするだけ時間の無駄になります。
※今日もTOTOメンテナンスに問い合わせをしたのですが、電話がなかなかつながらず、10分以上待たされました。
「代替のタンク+ウォシュレットはありませんか?」
と尋ねたら
「後ほど別の者から詳しい情報を連絡します」と言って19:00まで電話は掛かってきませんでした。
タンクとウォシュレットの一体型便器をおすすめしない理由
- 共通の部品が少ない
- ウォシュレットかタンクに故障があった時、現行品の場合アッセンブリーで交換しなければならないのでかなり高価
- 修理費用が高い
私個人的にはタンクと便器とウォシュレットはそれぞれ別体をおすすめしています。
何故なら、故障した時や壊れた時に単体で修理や部品交換ができるからです。
一体型便器が壊れた時の結論
タンクに水がたまらなくなった時の応急措置
バケツに水をくんで、バケツの水を便器に流してください。(ちょっと面倒くさいですが、何にも問題ありません)
※タンクに水が供給されない場合の対象⦅TOTOの説明⦆