エアコンが冷えない原因❸
エアコンが冷えない原因
この暑い最中に部屋の中が冷えないのは耐えられませんよね。
原因を考えてみます。
- エアコンの冷媒ガスが抜けた
- 基盤の故障
- 室外機に問題あり
の3つが考えられますが、今回は「室外機に問題あり」を考えます。
室外機が冷えない原因を作っている
夏は室外機から熱風が出ます。これで室内の温度を放出しています。
この室外機から出る熱風の排気を阻害すると室外機の判断で冷房効果が低くなります。
ファンは室外機の温度を下げるために回りますが、取り込む空気の温度が高いと熱を放出することができません。
放出した熱がベランダの狭い壁の中で循環します。
すると機械が「これ以上は冷やすことができない」と判断し、能力を下げて機械が壊れないように制御してしまうのです。
能力が下がるので当然エアコンの効き目も下がる。
結果エアコンが冷えなくなるのです。
特に四方壁に遮られていると熱効率が最悪になりますので要注意です。
温度の放出を妨げないように
熱風が出るその前は風通しの良いところにしなければなりません。
室外機のファンの前は壁からできるだけ離したいところです。
最低でも50cm以上は離したいです。
前に遮るものがないのが理想ですが、マンションのベランダに設置する時は要注意です。
室外機から出た熱風を上の方に送るルーバーもあります。
解決策は「風通しの良い環境」
架台を設置してベランダの壁よりも高い位置に置くことで遮るものがなくなります。
- 遮るものがなくなるので熱放出の効率が良くなる
- 自然の風が熱風を他に運んでくれる
架台のデメリット
室外機の位置が高くなるので窓からの光が遮られるのが最大のデメリットです。