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三角タンクのトイレをリフォームするなら給水位置変更とコンセント新設はすべき

トイレ リフォーム 暮らし

三角タンクのトイレをリフォームするなら中途半端な工事はオススメしません。

三角タンクのトイレ

三角タンクのトイレ

三角タンクのトイレをリフォームするなら使いやすさ優先させましょう

毎日使うトイレですから使い勝手は良くしたいのではないでしょうか。

1日5回使うとしても年間1800回。

仮に5回合わせて10分トイレで過ごすと年間60時間はトイレにいることになります。

朝は必ず使います。

出勤する前の最初のストレスになるのでトイレリフォームはおろそかにはできません。

 

三角トイレから普通のトイレにリフォームする時の2つの問題

  • 給水位置が壁の真ん中にある(新しいトイレのタンクにぶつかる)
  • ウォシュレット用のコンセントがない

新しいトイレを設置する時、給水栓位置は変えるべき

上の画像のようにタンクに水を供給している給水栓は壁の真ん中に出っ張っています。

新しいトイレに合わせて給水位置を変えるべきだと思っています。

なぜかと言えば、新しいトイレにする時タンクの真後ろに出っ張った水栓が来るので5cmほど前で設置しなければならないので空間が狭くなる。

三角タンクのトイレの時はなんでもなかったのに新しくしたことで座った時に脚のスペースがなくなってしまうのは避けたい。

TOTOに、古い止水栓をそのままにしてタンクへと給水する管があります。

カタログでは止水栓の位置がタンクの上ですが、今回の現場はタンクの真後ろなので、どうしても便器の位置を前にずらす必要が出てしまいます。

すると上のカタログの部材が必要になり費用は発生するのに便器は前にせり出すという二重苦のような結果になってしまいます。

それならば、古いトイレを新しくする時は壁紙も貼り替えるはずなので(何故かと言うとタンクの後側は壁紙がないので:下の画像参照)壁を開口して給水管を移動しておけば、壁紙でキレイにお化粧直しができます。

トイレ給水位置移動

トイレの給水栓の位置を変えるので壁を開口

給水位置はそのままだったら費用が節約できる

少しでもリフォーム費用を抑えたいと言う人にとっては無駄な工事かもしれません。

私も、安く済ませたい気持ちはあります。

しかしその後何年も使うトイレですから、節約した結果ストレスがたまるようだとリフォームの価値が半減します。

仮に2万円の追加工事だとして、将来的の生活スタイルを想像してみて下さい。

私はスペースやストレスの問題を考えるならそれほど高い出費ではないと思います。

 

ウォシュレットをつけるならコンセントが必要

トイレの中にコンセントがないと(電源がないと)ウォシュレットは動きません。

近くのコンセントから分配するだけなら壁を壊したりすることはありませんので高い工事ではありません。

露出のモールが格好悪くなりますが、壁の下の方で処理すればあまり気にならないと思います。

TOTOのリモデル便器

リフォーム後のトイレ

三角タンクのトイレをリフォームするなら給水位置変更とコンセント新設はすべき

トイレの交換に付帯する工事は多くなりましたが、結果的には使いやすいトイレになりました。

今回のリフォームでは次の工事をしました

  • 給水栓の移設
  • コンセント新設(他のコンセントから分配)
  • 壁紙の貼替
  • 床のビニールシートの貼替
  • トイレットペーパーホルダーを新しい物に交換
  • 照明器具をLEDに交換
  • 換気扇が劣化していたので交換

繰り返しにはなりますが、毎日使うトイレです。

これまでの弊社の工事経験から申し上げると、工事費用の節約より使い勝手を優先させた方が後々の満足感は大きいです。