日立化成の洗面化粧台は新しくした方が良いかもしれません【修理はできません】
日立化成の洗面化粧台は修理不可
製造を中止して20年以上は経過します。
修理不可と書きましたが、部品の供給が終わっているからです。
ただ一つ交換可能なのは蛇口(水栓)です。(TOTOでもLIXILでも他社でも規格が合えば交換可能)

日立化成の洗面化粧台
壊れても部品は交換できません
- 蝶番(ちょうつがい)
- 取っ手
- 扉を閉める時のプラスティックの固定具(キャッチャー)
- 鏡
- 歯ブラシのふた
は代替品がありません。
だからと言って廃棄するのはもったいない
確かにもったいないです。
お客様に言われて蝶番をホームセンターで売っている物でなんとか取り替えたことがありますが、うまくおさまりません。
歯ブラシのふたが外れた時も破損したところを別の部材で補おうとしましたが、修復はできませんでした。
もちろん私たちはお金を頂いて修理するのでそれなりの見栄えにならないと修理したとは言えません。
仮に見栄えが悪く使えるようになったとしても正直1ヶ月もたないと思います。
「新しくしましょう」と言うのはこれらを経験してきたからこその言葉
単に修理を嫌がって新しくしましょう、と言うのは簡単です。
しかし、直してみても長持ちしないし見栄えが悪い、となると費用対効果がすごく悪いと言うことなのです。
もちろん、形見とか思い出の詰まった物と言われればそれは納得できますが、修理にしても限界があります。
使えないものは提供できない、と言うのが本音です。
洗面化粧台は新しくした方が良いかもしれません

洗面化粧台交換(アフター)
LIXILオフト
修理不可能なものに関しては私たちは新しいものをオススメします。
決して安易にススメているのではないことをご理解頂きたい。
最新モデルは機能もデザインも使い勝手が非常に良くなっています。
洗面化粧台はこだわりさえなければ価格もそれほど高くはなりません。
(※デザインにこだわった事例はこちら)
今回はLIXILの「オフト」に替えた事例を紹介しています。
- シングルレバーシャワー水栓
- 照明はLED
- 物入れも多い
- 陶器のボウル(個人的には強化プラスティックよりも長持ちする陶器の方をオススメしています)
これだけ見ても新しい方が魅力的ですよね。