壁紙の貼替は住み替えの前にしましょう
賃貸物件は設備は古くても新しく入居者が入る前に内装は綺麗に仕上げるのが一般的です。
クリーニングも入っているので気持ちよく新居に引っ越せます。
中古物件を買ったら壁紙の貼替はすべき
新築の物件は全てが新しいので壁紙も新しく綺麗です。
しかし中古物件を買う時は壁紙の貼替はした方が良いと思います。
家具の跡が思っている以上に残るものです。
入居後のリフォームは難しくなる
住み始めてからのリフォームは労力と時間が必要になります。
部屋の中が空の状態だと壁紙のはがしも貼りもスムーズに進行します。
しかし家具があると移動するのに人件費がかかり、壁紙を貼る職人は待ち時間ができます。
特に重い家具は移動しないままにして家具の裏側は貼替をしない場合も出てきます。
前の入居者の痕跡が消える
壁紙を貼り替えると前入居者の臭いなども一緒にはがし取りますので清潔でもあります。
もちろん床の傷とか破損や劣化した部分はそのまま残ることが多いので完璧に消え去るのではありませんが、かなりスッキリすることは事実です。
壁紙の種類も10年前より豊富
10年前の壁紙は似たり寄ったりでしたが、最近の壁紙はアクセントになる色から薄いグレーなども加わり無機質ではなく温かみのある部屋を演出できるようになってきています。
上の画像の対比でわかるように白の壁紙が茶色く変色していましたが、薄いグレーの織物調の壁紙にしたので落ち着いた感じの部屋に変わっています。
それがわかるのが巾木の白さです。
リフォーム前の画像では巾木があること自体わかりにくいですが、リフォームした後は壁紙の色が少しだけ強いので巾木の白が浮き出ました。
10年前はこのような淡いグレーの壁紙はなかったのでこのような雰囲気は出せませんでした。
今はこれよりも濃い色もありますし、グリーン系、ブルー系など選択肢は豊富です。
壁紙の貼替は住み替えの前にしましょう
家具も何もない空室こそリフォームのチャンスです。
リフォームはゴミや埃がかなり出ます。
住みながらの工事は埃などを気にしながらするので進捗が遅くなります。
お客様も埃が舞い上がるのは困るでしょうが、我慢して頂かなくてはならないのです。
是非住み替え前にリフォームしましょう。