フローリングのキシミは90%は直ります。
フローリングを歩いているといつも同じ所でギシッとかミシッと嫌な音が鳴るのは9割は解消出来ます。
床鳴りの原因は床材の劣化
新品の時は根太もフローリングもしっかりの剛性を持っています。
しかし年数と共に少しづつ劣化します。
しっかりと支えてくれていたフローリングも劣化して「たわむ」ようになります。
根太も同様でたわみが出てきます。
シーソーの原理
シナリが出てくるとシーソーの原理で踏んだ所が沈み、他のところが浮きます。
今まで踏んでも沈まなかったのに、劣化で沈みます。
このシーソーの動きで釘が引き抜かれたり刺さったりします。
これが原因でキュッキュッと音がし始めます。
また、フローリングの継ぎ目で音が鳴ったり、その下の合板の継ぎ目で音が鳴ることもあります。
音を止めるにはフローリングの張り替えが必要
劣化したフローリング材や根太を新しく張り替えれば新品になりますから音は止まります。
一般的な考え方は音が鳴るところを部分的に開口してシナっているところを補強したり、釘が遊んでいるところをビスで止め直したりします。
ビスの跡が複数できれば見栄えが悪くなります。
開口すれば開口部を修復しなければなりませんが、フローリングの場合は必ず開口した箇所がわかってしまうので全部張り替えましょう、になってしまいます。
過去のブログでもお伝えしておりますが、住んでいながらのフローリングの張り替え工事はほぼ不可能です。
戸建てであれば家具を2階に上げて1階を空っぽにすればできるとは思いますが、事実上不可能です。
床鳴り解消ができます
- 大きな工事は避けたい
- 時間が掛かる工事は避けたい
- 埃の出る工事は遠慮したい
- 費用をかけたくない
2箇所とか3箇所くらいなら床鳴り解消ができます。
その動画が次の通りです。
工事の時間は2時間ほどです。
費用も時間も掛けたくないと言う方にはうってつけの工事です。
埃も出ません。
唯一出るのは音だけです。
しかも大工工事ほどの大きな音は出ません。
結論:最安で床鳴りが解消する工事あります
ギシギシきしむ床鳴りを直すには3通りの方法しかありません。
- 全てを新しいフローリングにする
- 床を開口(切断)して下を補強し上に化粧シートを貼る
- 専門業者に依頼する
1.全てを新しいフローリングにする
全てを新しいフローリングにする場合は大掛かりなリフォーム工事の時に行うのがおすすめです。
なぜかと言うとお家全体のリフォームをする場合は家具などの荷物も一時的に保管してもらうしかありません。
このタイミングならフローリングを全部剥がしても気になりませんが、フローリングのみの工事はそのためだけに家具移動をしなければならなくなるからです。
1箇所、2箇所の床鳴りの修復に家全体の家具を移動してフローリングを張り替えるのはあまり現実的ではない気がします。
2.床を開口(切断)して下を補強し上に化粧シートを貼る
床鳴りのする部分を開口して床下を補強します。
開口部をふさぐと開口部が丸わかり。
なので上にCFや塩ビタイルなどの床材を貼って化粧直しをすれば補修箇所は分からなくなります。
ただし、扉下に廊下とリビングを区切る見切りがある場合に限られます。
3.専門業者に依頼する
今日の結論としては、床鳴りの専門業者ならまず90%は直るはず、
費用対効果はかなり良いと思います。