オーブン＋ガスコンロを収納＋ガスコンロに交換工事
ガスコンロが劣化してきているので交換をしたい。でも今は使わなくなったオーブンがくっついているからまたオーブン付きにしなくてはならないのかな？と思っている方もいるかもしれません。
同じようにオーブン付きにも出来ますし、オーブンを外して収納に変更することも出来ます。
今回の工事はオーブンを長年使わずに庫内が収納代わりに使っていたと言うケース。オーブンは撤去して収納に替えてガスコンロは自動消火付きのコンロに交換する内容を解説します。
オーブンはそのままにしてガスコンロのみを交換するには
オーブンをそのままにしてコンロだけを交換することも出来ますが、今あるオーブンと同じメーカーのコンロで接続キットなどの部材が必要です。（リンナイ、ハーマンなどは交換可能ですが、その他のメーカーは出来ないケースが多い）
その場合、オーブンはそのまま残してその上のガスコンロのみを交換することになります。オーブンが壊れていなければそのまま使えます。
ただし、今度はコンロは新しいのにオーブンが壊れると言うことがありますので、長年使っていたら同時に交換した方が結果的にリーズナブルだと私は思います。
オーブンを収納に替えてコンロを新しくする
コンロを外すと下のようになります（オーブンが残っていてガスの接続ホースが見えています）。
床下からガス管が立ち上がっています。今まではそれをオーブンに接続しましたが、今回はコンロに直接接続します。
ではこのオーブンがなくなった後はどうするのかと言いますと、収納庫を設置します。
既存のキッチンの面材の色とは一致しませんが、収納として使えます。特に使っていないオーブンは邪魔ですよね。
この収納はキッチンメーカーで用意するのではなくガスコンロのメーカー側の方で取り揃えています。
キッチンメーカーではないので、色や取っ手の形状は違いますが今まで使わなかったオーブンのスペースに物入れが出来るのは重宝されると思います。15年以上経ったキッチンはメーカーも廃番になっているので同じ面材は手に入りませんし、後付けが出来ることはまずないでしょう。
温度センサー付きのコンロを設置
今のコンロは五徳が出っ張る形になってしまいますが、火災に対する安全性はセンサー無しに比べて格段にレベルアップしています。
焦げ付きや火の消し忘れにも対応していますので老人に限らず火の消し忘れがあっても安心です。
この工事の時はコンロはホーロートップです。その他にガラストップがあります。ガラストップの方が若干値段は高いですが、掃除はしやすいです。と言うのもホーローは表面が剥がれてきたりもしますが、ガラスはそのままなので、手入れはしやすいですね。
オーブンの跡は収納になる
オーブンは撤去されて収納になりました。コンロは新しくなり昔のダイヤルをひねって着火する方式からプッシュ式になっています。ダイヤルを回す方式からプッシュ式になっても使い勝手が悪くなることはありません（実際に私が使ってみての感想です）。
新しいコンロの機能は安全性重視
古いコンロはシンプルでしたが、新しいコンロは安全装置がついていますので、少しだけ使い方が異なります。
例えば今までは火を消さなければそのままだったので、中華鍋であおったりすることも出来ましたが、ある程度の温度に達すると弱火になります。裏を返せば安全ではあるし、焦げ付きを防止する為のものなのですが、ずっと強火が欲しい時には困りますね。でも、これもボタン一つで焦げ付き防止機能を解除出来るので、調理に合わせてお好みの火力は確保できます。
どんな安全機能があるのでしょうか
- 温度制御（調理中に火が弱くなり空焚きや焦げ付きを防止する）
- 焦げ付き防止
- バーナー消し忘れ消火
- グリルの消し忘れ消火（見えない箇所なので大事）
- 天ぷら油温度上昇感知
- 立ち消え消火（ふきこぼれて火が消えそうになると自動でガスが止まる）
（※上記はメーカーの推奨する使用方法の場合のみ。しゃぶしゃぶ鍋のようにセンサーと接触しない物などや間違った使い方では作動しません）リンナイの説明はこちら。
ガスコンロのみの交換はメーカーと機種が限られますが出来るメーカーもあります。
オーブンとコンロの交換も出来ますので川崎市、横浜市、東京都の方はお問い合わせください。
250℃ ガスコンロ リンナイ 天ぷら油温度上昇 消し忘れ消化機能 消し忘れ防止機能 焦げ付き防止機能 立ち消え安全装置 調理油過熱防止装置