ワックスについて
ワックスと言うのは床の表面を保護する為に塗布します。
長年ワックスの光沢が求められた為塗布して乾いた後、ピカピカに光る物が主流になっています。
コンビニエンスストアも床の光沢を光度計で測ってまでして光らせる事がワックスの役割に変わって来ています。
ただ、私個人的にはあまりピカピカに光らせるのはもうそろそろやめても良いのではないかとさえ思っています。
フローリングやフロアタイルの木の表情を生かすには光沢のない、むしろツヤ消しのワックスの方が高級感が出て良いと思います。(個人の感想です)
そうは言っても弊社でもワックスは高光沢の物がありますが、敢えてツヤ消しのワックスも在庫しています。
最近の床材は本物の木の雰囲気を大切にデザインしているような気がします。
特にCFは高光沢のワックスを掛けるとビニールのような光沢が出るのでツヤ消しを用いています。
今回はツヤ消しのワックスを塗布します。
フローリング調のフロアタイルですが、全体的に均一に塗布します。
ワックス塗りたてなのでツヤツヤしています。
土間の方は石の雰囲気を出しているデザインです。ここにも塗布します。
ツヤツヤです。このままツヤありでも悪くはないと思いますが、砂岩などは艶がないのが自然です。
ワックスが乾いたところです。
こちらもワックスが乾いたところです。
知らない人はワックスがかかっていないのではないかと思うかもしれませんがキチンと保護しているのです。
木の雰囲気を大切にしたいのでワックスを使い分けています。
如何でしょうか。
色々と考え方はあると思います。
お客様の好みに合わせて細かい点ですが仕上がりにも気をつけています。