トイレの寿命
殆どの便器は陶器製です。
最近Panasonicが自動洗浄のアラウーノを出していますが、陶器が主流です。
20年ほど前の事ですが、ハウスクリーニングで便器を綺麗にして欲しいと言う依頼がありました。
行ってみると陶器の表面の釉薬もはがれていて地肌が見えるくらいでした。
こうなると汚れがつきやすく落ちにくいのです。
今ほどリフォームという言葉も浸透していなくて、依頼主はそのまま使う以外は考えていなかったので、クリーニングしましたが、綺麗にはならなかったのです。
今なら取り替えをお勧めするのですが…
ただ、こんな例は極めて少なくある程度は水漏れの心配はありません。
トイレは毎日使うものなので新しいトイレになると気持ちも良くなります。
また、洗浄に使う水の量も8リットルと以前の18リットルから比べると一回に使う量はかなり少ないです。
また、TOTOはセフイオンテクトと言う技術を便器表面に使用しており、汚れがつきにくい技術です。
またウォシュレットには除菌水と言うカビや雑菌を除去する為水を電気的に次亜塩素酸に変化させる技術を取り入れています。
以前ほどトイレのお掃除をしなくて良くなったと言う印象です。
前述のPanasonicのアラウーノは洗剤を充填することで便器を洗ってくれると言うもの。
ただしこのアラウーノは強化プラスティックですので、お掃除の時に強く擦るとキズがつき汚れがつきやすくなりますので要注意です。
また分かりづらいのですが、かなり年数を経た便器には水が微量ながら流れっぱなしになる事があります。
これは私達も割と頻繁に見る現象です。
タンクの弁と弁が塞ぐ側がすり減ってしまって起きる症状です。
こんな場合はもうそろそろ交換のサインです。
トイレのリフォームも考えてみては如何でしょうか。