床のキシミ音
歩くと床がギシギシ。
これ、できる所と出来ない所があります。
画像(CFを剥がしたところです)は洗面室なのですが、CFなどの箇所は問題なく出来ます。
所がフローリングだとなかなか簡単にはいきません。
同じ型番のフローリング材がもしどこかにあっても、うまくできない確率の方が高いです。
CFの下地は殆どの場合が合板です。
なので、この合板を切って、新しい合板で「つぎはぎ」になったとしてもCFでお化粧直しすれば元どおりどころか、元の状態よりも綺麗になります。
しかし、フローリングの場合は施工方法によって部分的にうまく剥がれないことの方が多いのです。
また、同じ型番のフローリングがないことの方が多いです。
新築やリフォーム後数年では床鳴りはあまりしません。
十数年経過した頃床鳴りがあると、既に当時のフローリングは廃番になっています。
他にも理油はありますが、今回は洗面室です。
予算があれば、合板を全面的に張り替えするのがベストだと思います。
工事時間がなかったり、根太や大引きからやり直さねばならない場合、予算も掛かります。
今回はその制約の中で工事をしました。
床鳴りの箇所を特定し、下地を開孔します。
多いのは釘が経年劣化で錆びてしまい合板と根太を繋ぎ止める役割ができなくなり歩く度に床がしなって釘が上下運動を繰り返し擦れて床が鳴るケース。
今回はそうではなく、根太の問題でした。
建設当時の大工さんの手抜きなのか、リフォーム時の手抜きなのか、根太と大引きがかなりいい加減な状態です。部分的に合板に直接柱を立てて床を支えていたのですが、その柱自体が床と共に浮いていました。
開孔した所から柱を調整したり大引きを調整しました。
明日CFを貼り修復完了です。