ドラム式洗濯機に買い替える時気をつけなければならないこと
ドラム式洗濯機をご検討の方は是非読んでください。
新しくドラム式洗濯機を買って納品された時に困ってしまうこと2点です。
水栓の位置
今までの洗濯機の高さに合わせて水栓は概ね110cmの高さにあります。
しかし、ドラム式洗濯機は高さがあるので洗濯機置き場がギリギリだと水栓に当たってしまいます。
洗濯機排水ホースの問題
既存の洗濯機パンの形状にもよりますが4隅が高くなっている洗濯機パンでない場合は排水ホースを排水に差し込むのに苦労します。
それだけでなくホースが洗濯機で押し潰されてしまいます。
工事が必要
つまり水栓の位置を高くする(できれば135cm)ことと、洗濯機パンをドラム式に対応したものに替えること。
いずれも水道配管工事が必要になります。
以下の工事項目が必要になります。
- 水栓の位置を上げるには壁を壊して配管を延長し、壁を元に戻す
- コンセントの位置も上げる必要があるかもしれません
- 洗濯機パンの排水位置に合わせて排水管の接続をし直す
- 壁を元通りに戻したら壁紙を新しく貼り替える
- 洗濯機パンを新しくしたら床のビニールシートを貼り替える
工事をしなければドラム式洗濯機は設置できないのか?
と言うと工事がゼロではありませんが、水栓交換以外はナシでできる可能性もあります。
水栓のみを交換するのであればカクダイ 洗濯機用水栓 ストッパーつき 732-000-13で対応できれば壁を壊す必要はありません。
また洗濯機パンは、洗濯機の脚の下に置く台があります。
因幡電工(INABA DENKO) 洗濯機用防振かさ上げ台 ふんばるマン OP-SG600 ホワイト、洗濯機かさ上げ用台です。
台は4個あるので洗濯機の脚の位置に置けば排水ホース用の空間が出現する優れものアイテムではあります。
ただ何しろドラム式洗濯機の重さは80kgはあるので1人では設置するのは無理で脚用の台が何かの拍子にズレてしまったらもう一度やり直しをしなければなりません。
もう一つの代替の水栓ですが、接続を自分でやろうと思ったら水漏れに注意してください。
この水栓に替えて微量ながら水漏れがあった事例があります。
微量なので気づかなかったのですが、水漏れだとわかるまでに7ヶ月を要してしまい、カビが発生してしまいました。
でも頑張れば工事なしでドラム式にできるので検討してみては如何でしょうか?
私だったら漏水は是非とも避けたいしその後の復旧費用を考えると工事をしておいたほうが良いと思います。
便利になるとそれだけ付帯する費用も発生してしまうのは仕方のないことなのかもしれません。