寒さ対策には窓をリフォーム【サッシカバー工法】
木造戸建て住宅は寒い
マンションのような集合住宅とは違い木造一戸建て住宅は実際寒いです。
マンションは隣接している住戸が上下左右と斜めにあります。
熱伝導により暖かさが伝わってくる反面、熱が逃げる面は玄関側とベランダ側だけなのでマンションは暖かいです。
木造一戸建ての寒さ対策。何があるでしょうか。
戸建てが寒い原因
実はマンションに住んでいて家族が増えたから一戸建てに移り住んだ、と言う方からの声が多いです。
戸建て住宅は屋根、壁の向こう側は「外」です。
四方八方が外気にさらされていますので熱が奪われます。
では戸建ては我慢するしかないのでしょうか?
窓は閉めておけば風の侵入がないので寒くはないはず。
それは認識不足です。
壁と窓の面積での割合は窓が圧倒的に小さい面積です。
しかし熱が逃げるのは窓からが8割なのです。
その一番の要因は窓ガラス、アルミ。
特にアルミの熱伝導率は金属の中でも一番です。
冬2月夜は0℃近く。
外の冷気を室内に伝えるのがアルミサッシ。
そして単板の薄いガラスです。
真冬にガラスやアルミサッシを触ってみると分かると思いますがとてつもなく冷たいです。
戸建ての寒さ対策「窓、カバー工法編」
では窓をどのようにリニューアルすれば良いでしょうか
- 薄いガラスをやめて複層ガラス(ペアガラス)にする
- アルミサッシを熱の伝わりにくい樹脂製にする
これでかなり熱効率は高くなります。
複層ガラスは中に乾燥した空気が入っているので熱の伝わりはかなり小さいです(空気の熱伝導率0.025W/m・K)
アルミサッシは雨風や衝撃に強いのですが樹脂は熱を伝わりにくくします。
この良いとこ取りをしたのが複層ガラス入りのカバー工法サッシです。
1窓あたり2〜3時間ほどで終わります。
お風呂や洗面脱衣室、寝室にお勧めです。
- LIXILの「リプラス」
- YKKapの「かんたん窓リモ断熱窓」
- 三協立山の「リフォームサッシ」