ソフト巾木の浮き補修
ソフト巾木に浮きがある
10年ほど前にリフォームしたビニールの巾木が曲がってしまい中にゴミや埃が入っていました。
木の巾木でリフォーム
リフォームと言うほどの工事ではないと思いますが、ヨレヨレになっていて「見栄えが悪い」。
このことでソフト巾木に対する印象が非常に悪くなってしまったようです。
張り替える時は木のしっかりした巾木にして欲しいとのご要望です。
木の巾木は大工工事
出隅や入隅は「留め」で加工します。
しかし最近はその出隅の留めに掃除機などが当たるとすぐにキズがついてしまうと言うデメリットがありました。
もちろん現在も「留め」で仕上げることは多いのですが、この部分だけプラスティックのキャップで仕上げることが多くなりました。
各建材メーカーも出隅キャップ、入隅キャップを揃えています。
木の巾木で仕上げるとしっかり感がある
木の巾木で仕上げたのが下の画像。
見比べると分かりますが、しっかりとした感じになります。
※ソフト巾木もしっかりと貼れば美しいのですが・・・
高さ60mmの巾木を製造しているのは2社
木の巾木の高さで60mmの物があまりありません。
高さが56㎜とか40㎜とか35㎜がメインになっています。
60mmの高さの巾木を製造しているメーカーは
- 東洋テックス
- NODA
上記2社以外は60mmの巾木は見当たりませんでした。
(※ノダの巾木にリンクしたかったのですが肝心な巾木のサイトがありませんでした。ウエブカタログでご確認ください)
何故60mmなのか
既存のソフト巾木の高さが60mmです。
このソフト巾木を剥がすと60mmの高さまで接着剤の跡が見えます。
56mmの木の巾木にすると上4mm接着剤の跡が見えてしまうので、60mmかそれ以上の巾木の高さにする必要があったのです。