Ihとガスコンロ、どっちがおすすめ?
IHクッキングヒーターとガスコンロどっちがおすすめ?
IHとコンロの特徴的なメリットとデメリットを考えてみます。
IHクッキングヒーター
メリット
- 火が出ないので火事が起きにくい
- 高齢者が使う時、袖に火がつくことがない
- 五徳がないので掃除がしやすい(ほとんど平面)
デメリット
- 火ではないので煽りができない
- 使える鍋・フライパンが限定される
- 停電時は使えない(東日本大震災の時、2019年の台風19号の時など)
- 電磁波が体に与える影響が気になる
ガスコンロ
メリット
- 火を使うので「炒め」「焼き」「煮る」なんでもOK
- 鍋もフライパンもなんでもOK
- 停電時も使える
- 電磁波は出ない
デメリット
- 火を使うので火事の恐れがある
- 高齢者など不注意で着衣に火がつく恐れがある
- 吹きこぼしで火が消えガスが充満する恐れがある(2012年製造のコンロより立ち消え自動消化装置がついた)
- 五徳の掃除が面倒
どちらもそれぞれメリットとデメリットがあります。
環境に応じて選ぶことが大切だと思います。
例えば私も介護をしていた時期があります。
火にかけたお湯を沸かしっぱなしで、高齢の為気づかなくてしばらくそのままになっていました。
ちょうど帰宅した時に私が気がついたのでことなきを得ましたが、空焚きになっていたらと思うとゾッとします。
しかしガスコンロも2012年に自動消化機能が義務化されていますので、現在販売されているコンロは空焚きは無くなっています。
心配な方は現行のガスコンロに交換することをおすすめします。
転ばぬ先の杖
今日もニュース(3/16付)で高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違って70代の夫婦が引かれ死亡する事故が町田市であった。引いたのは71歳の女性。事故が起きる前に自動ブレーキや踏み間違いの制御をする車に乗り換えていたら不幸は起きなかった。
「転ばぬ先の杖」として少し高くても交換することをおすすめします。
火事になったり着衣に火がついたりすることを想定して先手で手を打つのも大事な防御です。
結論
環境に合わせた選定をしましょう。
ご自分の親御さんが高齢になって心配だと言う場合はIHも良い選択だと思います。
逆に妊婦さんなどは電磁波の影響を受けないようにガスコンロをおすすめします。
個人的にはIHはあまり印象がよくありません。
その理由はさまざまな理屈もあるでしょうが、やはり電磁波が剥き出しになっていると考えられると私個人は思うのです。
またガスコンロの火事の心配もかなり低減したのでガスをおすすめします。