かたくなった鍵をスムーズにする最安の方法
鍵の抜き差し
鍵を差し込む時、鍵を引き抜く時、何だか引っかかってしまう。
イラッとすると思います。
朝、時間がない時に限って鍵が抜けない。
帰宅して鍵を挿すときにガリガリっと引っかかって入らない。
そんな時の対処方法です。
油注入は絶対ダメ！
キーがかたくなったのだからと言って油（CRC556とか）を注入しては絶対にダメです。
キーシリンダーの内部は精密にできています。
何十枚の薄い金属の板が鍵に溝にフィットすることで解錠や施錠ができるのです。
そこに油を刺すと板と板が油が劣化した時にくっついてしまい鍵が正常に動かなくなるからです。
鍵屋さんは絶対に油注入はしません。
かたくなった鍵をスムーズにする最安の方法
一番簡単にできる方法は、鍵（鍵穴ではなく差し込むキーの方）を鉛筆でなぞることです。
何回も鉛筆の芯でこすってから差し込むとあら不思議！
引っ掛かりが低減します。
できれば２Bより柔らかい方が良いです。
安くて簡単なのですが、一つだけ欠点があります。
それは１ヶ月もするとまた元に戻ることです。
潤滑剤としては少なすぎるからだと思います。
最終手段はMIWAの鍵穴専用潤滑剤
MIWAの「鍵穴専用潤滑剤」です。
中身は油ではありません。
鍵のメーカーMIWAが販売しているので間違いない商品です。
鍵穴にほんのちょっと噴射するだけ。
簡単です。
効果は１〜2年でしょうか。
使い方にもよりますが、そのうちに引っ掛かりが復活することがあります。
そんな時は再度噴射すれば軽くなります。
下足箱に置いておけば、どこにしまったかを忘れることもないし、玄関ドアのすぐそばなので、失くすこともないでしょう。
１回使ったら終わりと言うようなものではないので、保存しておいた方が良いと思います。
DIYが好きな人は親戚や友達の家でもやってあげると喜ばれると思います。
MIWAの鍵穴専用潤滑剤を使うとこんなにスムーズになります
ちなみにMIWAロックの解説はこちらです。